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太陽光発電はメンテナンスフリーは本当?

「一度設置すれば発電は自動で行われるので、メンテナンスは必要ないです。」
「太陽の光だけで発電するので、安心・安全ですよ。」・・・

 

太陽光発電システムを検討したとき、担当者から聞いたことはありませんか?

 

残念ながら、それは正しいとは言えないです。

 

NPO法人「太陽光発電所ネットワーク(PVネット)」調査結果

「家庭に設置された太陽光発電システムの約3割
12年以内 に故障している」

太陽光発電システムの保守・点検ガイドライン

JISや民間のガイドラインでは、、具体的内容が定められています。

 

【一般社団法人 太陽光発電協会】は太陽光発電の保守点検ガイドラインを【家庭用(10kw未満)】・【産業用(10kw以上50kw未満の低圧連係))】の
2種類を発表しています。

 

詳しくは一般社団法人太陽光発電協会(JPEA)
「太陽光発電システム保守点検ガイドライン【住宅用】」についてを参照

 

10kw以上〜50kw未満の太陽光発電はコチラ
「太陽光発電システム保守点検ガイドライン【10kw以上の一般電気工作物】」について

 

ガイドラインの主な内容

  • 設置方法
  • 1年後の点検 
  • 4年毎の点検
  • 点検内容

 

メーカーや業者に点検の依頼をする際は、「ガイドラインに沿った内容か」確認をしましょう。

 

産業・投資用の【50kw未満・低圧連係の太陽光発電】は要注意!

10kw以上〜50kw未満の低圧連係の太陽光発電は、【投資】として活用されています。

 

50kw未満の太陽光発電のメンテナンス

しかし最近では台風や突風、水害等で被害を受けた太陽光発電がニュースやインターネット上で取り上げられ、目にした方も多いのでないでしょうか。

 

50kw未満の低圧太陽光発電にとって、
これらの被害は【他人事】ではありません!

 

屋根上に設置する家庭用とはメンテナンスの目的・方法が異なりますので、保守点検のプロフェッショナルによる作業が必要になってきます。

 

おすすめの【保守点検のプロフェッショナル『はつでん管理人』】はこちら

 

産業・投資用の50kw未満低圧連係のメンテナンスの必要性はコチラで解説しています。

 

『50kw以上の高圧連係のメンテナンス』についてはコチラで解説しています。

 

改正FIT法ではメンテナンスが必須

太陽光発電事業について、今までは【設備認定】扱いとなっていましたが、改正FIT法では【事業認定】となります。

 

今まで

・・・【設備認定】だったので、設備に認定が下りればOK

改正FIT

・・・【事業認定】なので、長期間安定して事業(発電)が続けられるよう、メンテナンスを含めた事業計画が必要

 

実質、メンテナンスの義務化と言って良いでしょう。

 

また、既に発電を開始している・電力会社と接続の合意が得られている方も、改正FIT法施行後6ヶ月以内に事業計画の提出が必要です。
法改正が平成29年4月1日。
6ヶ月以内なので平成29年9月中に必ず事業計画を提出して下さい。提出できなかった場合、原則として認定が失効してしまいます。

 

改正FIT法についてはこちらで詳しく解説しています。

なぜメンテナンスが必要か

太陽光発電は様々な機器からなる【システム】です。

 

太陽光発電は「システム」として作動しています。

 

実際に太陽光を電気エネルギーに変換している「モジュール(パネル)」だけはでなく、
複雑な配線やパワコン・接続箱等様々な部材で構成されています。

 

参考⇒『太陽光発電システムに必要な機器と注意点』

モジュール(太陽光パネル)は故障知らず!?

メンテナンスフリーと言われる最大の理由は

「モジュール(パネル)は稼動部分がないから故障しない」です。

 

確かに、太陽電池は太陽光があれば勝手に発電してくれます。

 

しかし、モジュール=太陽電池ではありません。
モジュールとは「単体の太陽電池(セル)を数十枚まとめたもの」です。

 

モジュールは製氷皿と似ている

 

モジュールは製氷皿のイメージです!

     

  • 【氷の出来る小さな区切り】=セル。
  • 【製氷皿】そのもの=モジュール。

 

セル同士はインターコネクタで接続されています。
太陽電池に異常がなくても、インターコネクタに不具合が出る可能性があります。

 

残念ながら「メンテナンスフリー」とは程遠いです。

最も故障が多い機器は?

最も故障事例が多い機器は「パワコン」です。

 

次いで、「パネル」「配線(工事)」となっています。

 

「パワコン」の不具合が目立つのは、「エラーコード」が表示され、
目に付きやすいからかもしれません。

故障や異常は発見されにくい

「太陽光発電は故障が少ない」は、逆にいえば「故障が発見されにくい」ともいえます。

 

普段は見えない

太陽光パネルが設置されているのは、当然ですが「屋根の上」です。
普段の生活ではまず目にすることはありません。

 

また、発電中も無音・無稼動なので、意識する機会が少ないといえます。

 

一定しない発電量

太陽光発電の発電量はお天気に左右されます。

 

毎日同じであればすぐに変化に気づきますが、刻々と変化する
太陽光発電では、「どの程度で異常か」がわかりにくいのです。

 

環境によって差が出る

同じメーカーの品であっても、設置地域や設置角度によって
発電量は変わってきますし、同じ地域でも影の有無で発電量は変化します。

 

他の設置者との比較が難しいので、発見しにくいです。

 

ノータッチ

そして、発電の際に設置者が何もしなくても大丈夫、という点です。

 

何か操作が必要であれば「あれ?」と感じることもあるかもしれませんが、
太陽光発電では運転に操作が要らないのです。

(家庭用)メンテナンスの方法

設置者自身でのメンテナンス

 

自分自身で出来る方法としては、現状「発電量のチェック」ぐらいです。

 

中には屋根に上れるよう改築し、自分の目で確認している熱心な方も
いらっしゃいますが、周到な準備ナシに屋根に上がるのは
危険ですのでお勧めできません。

「日々の発電量」「月々の発電量」をしっかりとチェック・記録し、
「こんなに天気がいいのにこの発電量はおかしい」と気づけるようにしましょう。

 

 

業者によるメンテナンス

 

最も現実的なメンテナンス方法は、「業者に依頼する」です。

 

太陽光発電を契約した業者でもいいですし、最近では
「メンテナンス専門」の業者もあります。

 

費用や内容は業者によって様々。

 

販売業者であれば、契約時に確認しておくと良いでしょう。
「アフターサービスとして、1年目は無料」等、用意されている場合もあります。

 

 

メーカーに依頼(保証内容確認)

 

太陽光発電メーカーに連絡し、点検の依頼をすることもできます。

 

ただし、多くの場合はメーカー社員ではなく、研修を受けた業者が
点検にきますので、「業者によるメンテナンス」と大差ありません。

 

メーカーでは「保証内容」が重要になってきます。

各メーカーによって保証内容は違う

各太陽光発電メーカーには最低でも10年の「保証期間」がありますので、もし不具合が発見されたら、まずは設置した販売店に連絡します。

 

もし販売店が潰れてしまったなど、連絡がつかない場合は、メーカーに相談してみましょう。

 

 

主なメーカーの保証内容一覧

メーカー名 システムの保障期間 含まれない物 条件・その他
シャープ システム丸ごと10年(有料で15年保証有) モニター・ケーブル・架台・電力センサー・開閉器・ストロングコンバーターも10年(有料15年) 設置後一ヶ月以内に申し込み
京セラ システム全体10年

(有料15年)

モニターは製造元の機器保証(1年or2年)のみ 火事や台風等の被害も保証対象になる場合有
三菱 パネル20年・パワコン等システム部材10年 モニター類は1年保証 20年保証は2012年10月以降の保証書で、対象外パネル(10年保証)も有
パナソニック(サンヨー) システム全体10年

(システム15年・出力20年のモジュールあり)

モニターは1年保証。パワコン収納箱・モニタリングアダプタ・蓄電関連品は対象外 登録施工店による設置工事が前提・自然災害への補償制度も有
ソーラーフロンティア パネル20年・周辺機器10年 モニター2年。ケーブル・架台は対象外 設置後1・5・9年の定期点検を受ける。
サンテックパワー パネル25年、パワコン・接続箱・ケーブル10年(有料15年)、モニター2年 記載なし 総合補償制度(自然災害・屋根漏水補償)有。
カナディアンソーラー パネル25年・システム10年 モニター・昇圧機は対象外 施工認定を取得した施工者により、認定金具で設置された場合のみ

 

(産業・投資用)50kw未満・低圧連係のメンテナンスについて

固定化価格買取(FIT)制度改正により、保守点検が原則義務化となります!

 

今までは、50kw未満の低圧連係は【一般電気工作物】にあたり、特に保守点検・メンテナンス等の保安規定についてや電気主任技術者の届け出が不要でした。

 

その気軽さから、空き地や農地等を利用した50kw未満の太陽光発電が建設されましたが、反面、台風や突風等の自然災害により、架台やパネルの損傷等、多くの被害が発生しています。

 

そもそも、【長く利用(発電)できてこそ】の投資であり、政府の推めるエコ(CO2削減)です。

 

長期間の継続の必要性から、太陽光発電所が【設備】ではなく【事業】として認定されることとなりました。

 

事業ですから、【事業計画】を提出しなければ認定がおりなくなります。

 

主な認定基準

  • 適切な保守・維持管理計画
  • 事業者情報の開示(20kw以上)
  • 出力制御への協力
  • 経産省への情報提供
  • 廃棄等、発電事業終了時の対応

 

もちろん、『改正されたから』という理由だけでなく、メンテナンスをするかしないかでは、20年間で大きな差がでることは間違いありません。

 

 

【50kw以上・高圧連係の太陽光発電】のメンテナンスについて

 

そもそも、50kw以上の高圧連係の太陽光発電は電気事業法で【自家用電気工作物】となり、法律上も低圧連係(50kw未満)よりも厳しくなっています。

 

50kw以上の太陽光発電で必要なこと

50kw以上の太陽光発電で必要なこと
  • 工事・維持・及び運用に関する保安確保のため

    【保安規定】を定めて提出

  •  

  • 工事・維持・及び運用に関する保安の監督のため

    【電気主任技術者】を選任

つまり、≪【メンテナンスや保守・点検】はやって当たり前≫と規定されています。

 

 

具体的な必要性や、メンテナンスの方法については
『【投資】太陽光発電のメンテナンスの必要性』
『メンテナンスの方法』を参考にして下さい。

 

失敗しないためには販売店選びで決まる

  • メンテナンスは絶対に必要
  • 設置者自身でのメンテナンスは限界がある

 

長く安心して使うためには、【確実なメンテナンス】で【不具合の早期発見】が欠かせません。

 

販売店で分かれる【明】【暗】

 

【明】

 

  • 発電量が落ちてきたので販売店に連絡。

    すぐに対処してくれて、メーカー保証が受けられた

  •  

  • 定期点検でモジュールフレームの破損を発見。

    故障前に無料交換ができた。

  •  

  • なんと雨漏り!

    慌てて販売店に連絡すると、
    販売店が加入していた【施工保険】が適用され、
    修繕できた。


 

【暗】

 

 

  • 当初のシミュレーションよりも発電量が少なく、販売店に連絡。

    シュミレーション値の上乗せが発覚!

  •  

  • 契約時は『無料定期点検付き』といっていたのに、いつまでたっても来ない。

    こちらから連絡しても要領を得ない返答ばかり

  •  

  • 雨漏りが・・・!!

    販売店に電話しても『現在使われていません』。
    結局泣き寝入りするしか無いの?


販売店選びの4つのポイント

太陽光発電システムを長く、安心して使うためには、
信頼できる、誠実な販売店を選ぶことが大切です。

 

以下、販売店選びのポイントを4つにまとめました。

 

その@ 必ず複数の見積りを取る(相見積もり)

1社だけでは決めず、必ず複数の見積りを取り比較しましょう。

 

同じ条件で見積もりを取ることで、価格やシミュレーションが極端に違う場合、
『おかしい』と気付けます。

【100万人の利用実績】おすすめの太陽光発電の一括見積りサービスはこちら

※相見積もりを取るだけで、トラブルが回避でき、価格が勝手に安くなるメリットがある。

 

そのA 実績数・施工例を確認

より多くの経験のある販売店を選びましょう。
屋根の形状や家屋の状態は千差万別。経験の多いほうが、適切な判断ができます。

 

また、実際の施工例を写真等で見せてもらいましょう。
メンテナンスを実施している販売店であれば、メンテナンスの様子も記録があるはずです。

 

そのB 営業年数を確認

見積りの価格や実績数も同じ位の販売店が複数あった場合、
営業年数も決め手の1つです。

 

同じ社名で長く続けるには、何よりも信頼が大切だからです。

 

そのC 施工保険加入を確認

適切な防水処理を施していれば、確率は非常に少ないです。
極端に恐れる必要はありませんが、太陽光発電は屋根に設置しますので、
【雨漏りは絶対にない】とは言い切れません

 

万一の事を考え、販売店(施工業者)が
【施工保険】に加入しているか確認しましょう。

 

雨漏り等、工事が原因の損失は、販売店や施工業者の施工保険での対応となりますので、必ず加入している販売店と契約しましょう。

 

施工保険とは?

【機器が原因ではなく、工事が原因】の補償で、販売店や施工業者が加入する保険

 

毎年、販売・施工業者が保険料を払い、雨漏り等の際には保険会社から保険金が出て、家屋の修繕等に当てられます。当然、保険会社も審査をします。

 

あまりにも保険金の支払い(雨漏り等)が多いような業者は、加入すらできません。

 

施工保険に加入していることは、万一の際の安心はもちろん、
【保険金を支払うような事例が少ない】業者と判断できます。

 

より心配性な方におすすめの販売店選びは?

 

公式見積もりサイトタイナビは厳しい審査に合格したしっかりとした販売店のみが参加しています。登録されている販売店は施工保険の加入はもちろん、実績があるので安心です。

 

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太陽光発電 メンテナンスNAVI


売電事業の3つの罠は必見です↓

保守・点検ははつでん管理人がおすすめ